アンソニーは自身のInstagramに動画を公開していた。父の墓を訪れたアンソニーが、英詩人ディラン・トマスの詩「穏やかな夜に身を任せるな(Do Not Go Gentle Into That Good Night)」の一部を朗読しているもので、「最愛の父リチャード・ホプキンスよ、安らかに永眠せよ」と言葉を添えている。
英時間26日午前には新たな動画を公開し、受賞の喜びを改めて述べた。アンソニーはウェールズの丘を背後に立ち「83歳にして、このような賞を頂けるとは思ってもみませんでした。アカデミーには大変感謝しています。ありがとうございました」と伝えた。
その後、受賞を逃した故チャドウィック・ボーズマンを追悼、「あまりにも早く命を奪われてしまった」と敬意を表した。自身が受賞したことについては「とても光栄で名誉なことだと感じている」と語っている。
アンソニーは、今月11日に開催した第74回英国アカデミー賞(BAFTA)授賞式でも主演男優賞を受賞したが、バーチャル授賞式には現れなかった。授賞式後のインタビューでは、その理由を「絵を描くのに没頭していた」と明かしていた。
画像2、3枚目は『Anthony Hopkins 2021年4月25日付Instagram「Richard Hopkins, my beloved father, resting in eternal peace…」、2021年3月15日付Instagram「Thank you to The Academy of Motion Picture Arts and Sciences.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)