歌手でタレントのIMALUが、3月11日にTwitterで「生きてるだけで丸儲け」とつぶやいて反響を呼んでいる。東日本大震災の発生から10年となるこの日にあえてツイートしたことから「これ以上に無いいい言葉ですね」、「今日、生きてるだけで丸儲けって聞くと胸が熱くなります!」と共感を呼ぶなか「貴女が言うと、説得力ありますね」という声が少なくない。
IMALUの父親でお笑い芸人の明石家さんまが座右の銘とする「生きてるだけで丸儲け」から「イマル」と命名したことは、IMALUの母親でさんまの元妻・大竹しのぶが後に明かしている。さんまは当初「いちご」を主張したが大竹が反対。そこで座右の銘から取って激論の末に「イマル」と命名したそうだ。当のIMALUは2010年3月に2ndシングル『そんな名前 欲しくないよ』をリリースしてタイトルが意味深だと話題になった。自ら書き下ろした本『IMALUのまるもうけ辞典』(2014年10月)でも名前の由来に触れており、当初は「いちご」が候補だったことについて「いちごちゃんの方が良かったかなって思う時もあります」と明かしている。
それでも大竹しのぶはIMALUの24歳の誕生日に命名の由来を明かすなか、言葉に込められた「一つ一つの命に皆、価値がある」という意味が分かるまでに成長したと話していた。31歳となったIMALUはこのたび心から「生きてるだけで丸儲け」とツイートしようと思えたのだろう。その言葉にお笑いタレントのエハラマサヒロが「IMALUちゃんが言うとグッと来る」とリアクションしたのをはじめ、「IMALUちゃんが言うと完璧!」、「貴女が言うと、説得力ありますね」といった声が寄せられた。
明石家さんまが「生きてるだけで丸儲け」を座右の銘とする理由は諸説あり、