岡田准一の主演映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が近日公開される。役に入ればアイドルグループV6の時とは違う顔を見せる岡田だが、共演者の俳優・安藤政信は撮影現場での印象を「まるでタイガー・ジェット・シンがサーベルを持った時のようだ」とたとえた。いったい何が岡田をそうさせるのか。
1月31日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に映画『ザ・ファブル』シリーズでメインキャストを務める岡田准一と木村文乃がスタジオに登場し、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』のキャストである安藤政信がVTRで出演した。安藤が岡田准一の印象を聞かれて「殺気を感じる」とたとえたのが、かつて悪役外国人プロレスラーとして活躍したタイガー・ジェット・シンである。
岡田准一と言えば、2007年11月期放送の土曜ドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』(フジテレビ系)で主演したことをきっかけにアクションを本格的に学びはじめ、2010年9月には主演映画『SP THE MOTION PICTURE 野望篇』の完成披露試写会で、フィリピン武術「カリ」とブルース・リーが考案した「截拳道(ジークンドー)」を指導するインストラクターの免状を得たことを明かして話題になった。
『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』で共演している安藤政信は、そんな岡田准一から役者というよりは武道家のようなオーラを感じて「達人なんですよ全部が! 殺気みたいなのがある」という。さらに「佇まいもレスラーのようでアーティストじゃない」、「秘孔を打たれたら『俺死ぬな』とか思っちゃう」と人気漫画『北斗の拳』の主人公・ケンシロウをイメージしていた。
安藤政信は2019年放送の連続ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)で謎多き男・佐野豪役を演じて考察する視聴者を惑わせれば、2020年放送の『テセウスの船』(TBS系)では車椅子のミステリアスな男・木村みきお役を好演して個性派俳優の本領を発揮した。しかも劇中だけでなく、