このほどブラジルで発見された鉱物を専門家が半分に割ったところ、その断面がアメリカの教育子供番組『セサミストリート(Sesame Street)』の大人気キャラクター「クッキーモンスター」にそっくりだった。自然のいたずらが作り上げたこの造形に、少なくとも100万円の価値がつくとみられている。『The Sun』『Mirror』などが伝えた。
米カルフォルニア州在住で瑪瑙(めのう)の専門家であるマイク・バワーズさん(Mike Bowers)が1月17日、Facebookで紹介した鉱物が話題を呼んでいる。
瑪瑙(めのう)は英語で「アゲート」とも呼ばれる石英の一種だ。世界中で採掘される鉱物だが、その土地によって色や形、独特な層状の縞模様などが異なることから、コレクターたちを魅了してやまないという。
今回、マイクさんが発見した鉱物もとてもユニークな表情が隠されていた。
昨年11月にブラジルのリオグランデ・ド・スル州ソレダデ付近で発見されたという鉱物をマイクさんが半分に割ったところ、そこには空洞の開いた小さな2つの白い丸模様があった。青い部分が丸い輪郭のように形成されているのに対し、それはまさに目玉のようだ。
また中央に空いた半月上の空洞は大きく口を開けて笑っているかのようで、まさに『セサミストリート』の大人気キャラクター「クッキーモンスター」そのものだった。
『セサミストリート』はアメリカで1969年に子供向け教育番組としてスタートして以来、世界160か国以上の国や地域で放送されている大人気番組だ。同番組に登場する「クッキーモンスター」は、いつもハイテンションでクッキーが大好きな食いしん坊である。
マイクさんはこの“クッキーモンスター柄の鉱物”の希少性について、