家の庭に落下してきた隕石により億万長者になった男性がインドネシアにいる。棺桶職人をしながら慎ましく暮らしていた男性が、いきなり掴んだ幸運に多くの関心が集まった。『The Sun』『Daily Star』などが伝えている。
インドネシアの北スマトラ州に住むジョスア・フタガルンさん(Josua Hutagalung、33)は、妻と3人の息子を養うために棺桶を作る職人として働いていた。そんなジョスアさん家族に大きな転機がやってきた。
今年8月のこと、ジョスアさんはいつものように家の前の通りで棺桶を造っていた。すると突然、家の屋根の軒を突き破って何かが地面に激突した。誰かが石を投げつけたのかと思ったジョスアさんだが、落下してきたものは宇宙から飛んできた隕石だと結論付けたようだ。ジョスアさんは当時のことを次のように振り返っている。
「家の前で棺桶を造っていたら、ドーンという音が聞こえて家が揺れた感じがしました。なんていうか木が倒れたような感じだったんです。落ちてきた隕石は地中に埋まってて手で取ろうとしたのですが、熱くて触れなかったんです。そこで妻が鍬で掘り起こして、それを家の中に運びました。」
ジョスアさん宅に落下した隕石は2.2キロほどの重さで、彼の手より一回り大きい塊だった。地元の人達は隕石を一目見ようとジョスアさん宅に集まり、噂はバリ島に住む隕石の専門家でアメリカ人のジャレッド・コリンズ氏(Jared Collins)の知るところとなった。
コリンズ氏は隕石を購入するため、