モデルのケイト・モス(47)と娘のライラ・グレース(18)が、初めて揃ってランウェイに登場した。2人はパリ・ファッション・ウィークで「フェンディ2021年春夏クチュールコレクション」のコレクションに出演、ナオミ・キャンベルやカーラ・デルヴィーニュ、ベラ・ハディッドらスーパーモデルと共に華やかな舞台を飾った。
現地時間27日に開催されたパリ・ファッション・ウィークの「フェンディ2021年春夏クチュールコレクション」で、ケイト・モスと娘のライラ・グレースがランウェイを飾った。ブランドのクチュール兼ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターに就任した、デザイナーのキム・ジョーンズ氏による初のコレクションだ。
ジョーンズ氏によるジェンダーレスなデザインは、主に英国モダニズム文学の女性作家ヴァージニア・ウルフ(1882‐1941)の長編小説『オーランドー ある伝記(原題:Orlando)』からインスパイアされたものだ。16世紀の英国に登場する美少年オーランドーが300年余り生き続け、途中で女性へと変化していく姿を描いた作品で、性別問題を取り上げた傑作として知られている。
ショーでライラは白いボディスーツの上にシルバーのビーズを施したケープドレスを着用、ドレスとマッチするヘッドピースと白いニーハイブーツを履いてランウェイを歩いた。ライラに続いて登場したケイトは、裾に装飾を施した錫色のロングドレスを纏い、胸元までドロップするシャンデリア・イヤリングを着けてランウェイを闊歩した。
ショーにはナオミ・キャンベルやカーラ・デルヴィーニュ、ベラ・ハディッドらスーパーモデルが登場したほか、