米誌『Vanity Fair』3月号の表紙を飾った米歌手ビリー・アイリッシュ(19)が、過去の恥ずかしい買物体験を同誌インタビューで明かした。シリアル1箱分の値段を知らなかったビリーは、間違えて70箱入りを大量注文してしまったという。物の値段を知らない自分自身について「私は貧乏育ちだから」「馬鹿みたい」と自虐気味に語った。
ビリー・アイリッシュが米誌『Vanity Fair』3月号の表紙を飾り、ロックダウン中に経験したオンラインショッピングのエピソードを語った。若くしてスターの座に就いたビリーは物の価値を未だに把握しておらず、間違って70箱のシリアルを大量注文してしまったという。
「物がどれ位の値段で売っているかを知らないのよ。だって、大人になったことがないから。私は貧乏育ちだったしね。」
「今の私って、本当に奇妙な立場にいて、何だか馬鹿みたいに感じる。だって、シリアルの“フルーツループ”の値段も知らないんだもの。」
ケロッグ社が販売する「フルーツループ(Froot Loops)」は、小さなリング型をしたカラフルなシリアルだ。どうやらビリーは70箱入りのシリアルを1箱だと勘違いしたものの、値段を疑わずに注文したようだ。
「フルーツループを1箱注文しようとしたの。ああ、35ドル(約3600円)なんだ。良いよってね。それが高いってことが分からなかった。70箱入りを注文しちゃったの。」
普通サイズのフルーツループは286グラムで約3ドル(約310円)だが、ビリーが注文したのはAmazonなどで販売している朝食1回分の小さいサイズ(約27グラム)の70箱入りだったと見られる。
ビリーが告白した驚きのエピソードに、