このほどビリー・アイリッシュ(18)がショートフィルムを公開し、普段はめったに見せないタンクトップ姿などを披露した。動画ではビリーが暗闇で服を1枚ずつ脱いでいき、女性の体型批判やダブルスタンダードについて反論している。
5月26日、ビリー・アイリッシュは自身の公式YouTubeチャンネルで『NOT MY RESPONSIBILITY』と題したショートフィルムを公開した。このフィルムは「Where Do We Go?」ワールドツアーで公開されたものだが、新型コロナウイルス感染拡大のため残りのツアー公演は延期されている。
ビリーがライティングとプロデュースを担当した4分弱の動画は、暗闇の中に立ったビリーが服を1枚ずつ脱いでいくというものだ。黒いネイルを施したビリーの指がフードジャケットのファスナーを下げ、ジャケットを脱ぐ。次にタンクトップを脱ぎ、下着姿になったビリーが水の中に沈んでいく。
ビリーは常に体型を隠すような服を着ているが、もっと身体にフィットする服を着たら魅力的―といった服装や体型に対する批判が相次いでいた。動画でビリーは洋服を脱いでいき、この行動が「スラット・シェイミング(女性の性的な行動や外見への非難)」になるのかと問いかけている。
ビリーは、動画のナレーションでこのように語りかけた。
「本当の私を知っている? あなたは私の発言に対して意見を言うわ。私の音楽や洋服、身体のことをね。」
「私が着るものを嫌う人がいて、褒める人がいる。私はあなたが見つめているのを、いつも感じているわ。私がすること全てが見られているの。あなたの視線、非難、安堵の溜め息を感じながら生きていたら、身動きが取れなくなる。」
「私にもっと小さく弱く柔らかく、背が高く、静かになって欲しい? 私の肩はあなたを挑発する? 胸、お腹、ヒップは? 私が生まれもった身体は、あなたが欲しいものじゃない?」
「快適な服を着ていると、私は女性じゃないのね。服を脱げばだらしない女なのよね。」
その後ビリーは、