米フロリダ州に、まるでロックスターのように歌を歌うことができるちょっと変わった鳥がいるという。『The Sun』『Metro』などが飼い主のギターに合わせ、ザ・ビートルズの『Here Comes The Sun』からボン・ジョヴィの『Wanted Dead or Alive』に至るまで幅広い曲をカバーするオスのインコの話題を伝えている。
米フロリダ州に住むフランク・マグリオ・ジュニアさん(Frank Maglio Jr、55)がオウム目インコ科の「オオキボウシインコ(Double Yellow Head Parrot)」の“ティコ(Tico、20)”に出会ったのは、2003年のことだった。
ティコは引っ越しをする女性が「新しい土地には連れていけないから」と売りに出していたところをフランクさんが購入したのだが、一緒に暮らし始めて16年が経過した昨春、フランクさんはティコの意外な特技を発見した。
「ロックダウンが始まって間もない頃のことだったよ。ティコは私が弾くギターに合わせて、突然歌を歌い始めたんだ!」
驚いたフランクさんは、早速ティコが歌う姿をSNSに投稿したところ大好評となり、ついにはYouTubeチャンネルまで開設してしまった。また昨年10月には米歌手ケリー・クラークソンの番組でも紹介され、ティコの勢いは加速するばかりだ。
そんなティコについてフランクさんは、こんなふうに述べている。
「僕は音楽機材関係の仕事をしているから、ギターもたくさん持っているし色々な曲を弾くことができるんだ。ティコはボン・ジョヴィやザ・ビートルズ、コールドプレイ、レッド・ツェッペリン、イーグルスに至るまで、曲によって上手く音を合わせてくるんだから脱帽だよ。ただ言葉を話すわけではないけどね。」
フランクさんは「カメラを回すためにリハーサルはしない」と断言しており、