ミハイルさんが気付かなければ猫は袋に入ったまま命を落としていたかもしれないのだ。これには他の作業員たちも驚き、ベルトコンベアを止めて騒然としている。
猫の毛並みは綺麗でエサも十分に与えられていた形跡があり、最近まで飼われていたようだ。映像でも、ミハイルさんの腕の中に大人しく抱かれている様子が確認できる。
ウリヤノフスク地域の環境省はこの猫を省内で飼うことにし、現在は名前を公募している。同地域で環境大臣を務めるグリナラ・ラクマトゥリナさん(Gulnara Rakhmatulina)によると、職員全員で猫の世話をするとのことだ。グリナラさんは「こういったケースは初めてのことではありません。動物を飼うことは責任が伴うことを忘れないでください」と呼びかけた。
同ゴミ処理場では過去2か月でハリネズミや2匹のアカミミガメが見つかっており、地域責任者のイゴル・パフィリアヴさん(Igor Perfiliev)は「残念なことに動物がゴミとして運ばれるケースは増加しています。一番の問題は、捨てた飼い主が見つけられないことです。どうかペットを捨てないでください!」と訴えている。
Кот в мешке. Домашние питомцы — не мусор!
Не случайность, не совпадение, закономерность?
Сегодня работниками регоператора #Горкомхоз был зафиксирован повторяющийся случай жестокого обращения с домашними животными. На линии предсортировки в связанном мешке был обнаружен кот. pic.twitter.com/FQlkpEoB6n
— Горкомхоз (#ЦЭТ) (@gorkomhoz73) December 21, 2020
画像は『Lexington Clipper-Herald 2020年12月24日付「Cat saved from garbage plant in Russia」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)