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ロシアによるクリミア併合が起きた2014年、マクドナルドは「運営上の問題」としてクリミアにあった3店舗の営業停止を決めたが、今も営業は再開されていない。そんなクリミア半島で休暇を過ごしていた男性が、マクドナルドの商品が食べたくてたまらず、ヘリコプターをチャーターして370キロ以上も離れた店舗へ向かった。ガールフレンドと共に約5600円分の食事を楽しむと、またヘリコプターでクリミア半島に戻ったという。そのチャーター代は往復で約28万円もかかったそうだ。『Mirror』などが伝えている。
モスクワにあるヘリコプター販売会社の最高経営責任者ビクター・マルティノフさん(Viktor Martynov、33)は、ガールフレンドと共にクリミア半島の南海岸アルシタで休暇を過ごしていた。
アルシタにはチェーンのファストフード店は少ないが、地元ならではの食材を使ったレストランがある。こういった地元の店で食事を楽しんでいたビクターさんだったが、「モスクワで食べていた普段の食事が恋しくなってしまった」そうで、ヘリコプターに乗ってクラスノダールのマクドナルドの店舗に向かうことにした。
アルシタから最も近い店舗があるロシア南部のクラスノダールへ行くため、ビクターさんはヘリコプターをチャーターして出発した。約370キロ離れたクラスノダールに到着すると、そこからは車で店舗に向かった。そしてハンバーガーとフライドポテト、ミルクシェイクなど約5600円(4000ルーブル)分を購入してガールフレンドと店舗で食事をすると、