英BBCが1995年に放送したドキュメンタリー番組『パノラマ』でのダイアナ妃へのインタビューに関する新たな調査が開始することになり、ウィリアム王子が声明を発表した。王子は世界中に衝撃を与えた亡き母親へのインタビューに対する新たな調査を歓迎し、「正しい方向への一歩」として悪名高きインタビューの真実が明らかになることを望むと述べた。『Mirror Online』『Daily Mail Online』などが伝えている。
このほどウィリアム王子が声明文を発表し、1995年に英BBCのドキュメンタリー番組『パノラマ』が放送したダイアナ妃へのインタビューに関する新たな調査を歓迎する旨を伝えた。
ジャーナリストのマーティン・バシール氏によるダイアナ妃へのインタビューは当時2300万人近くが視聴、妃の爆弾発言が世間に大きな衝撃を与えた。妃は「この結婚には3人が絡んでいる」と明かし、チャールズ皇太子とカミラ夫人が愛人関係にあることを示唆した。さらに自身がジェームズ・ヒューイット陸軍騎馬隊将校と不倫関係にあることを認め、チャールズ皇太子の国王としての適性に疑問を持っていたことも明かした。
『The Sunday Times』は現地時間10月4日、バシール氏が偽造した銀行取引明細書を使い、ダイアナ妃に取材を受け入れさせた疑いがあることを報じた。バシール氏はダイアナ妃の弟チャールズ・スペンサー氏に偽造した銀行取引明細書を見せ、「ダイアナ妃の側近に妃の情報を金銭と引き換えにマスコミにリークしている者がいる。これが証拠だ」と近づいたという。それを真に受けたスペンサー氏がバシール氏をダイアナ妃に引きあわせ、妃が取材に応じることになったというものだ。
この報道後、スペンサー氏はBBC局長ティム・デイヴィー氏宛てに書簡を送り、