今月25日、メーガン妃が『The New York Times』への寄稿文のなかで夏に第2子を流産していたことを告白した。極めてパーソナルな体験を公にした妃に対して「あれほど“プライバシー”って騒いでた人が今更なに?」「やっぱりスポットライトが諦められないのか」など厳しい意見があがっているが、このタイミングで流産を明かしたメーガン妃には人々に伝えたいメッセージがあったようだ。
今月25日に『The New York Times』に長文を寄稿したメーガン妃は、「The Losses We Share」というタイトルのもと「第2子を失ったことを確信した」瞬間のことを細かく綴っている。いつもと変わらない朝を過ごしていた7月のある日、腹部を激しい痛みに襲われ、アーチーくんを抱きかかえたまま床に倒れ込んだときのことだ。
そのような極めてパーソナルな体験を赤裸々に告白したメーガン妃について、
「プライバシーが欲しいって言ってなかったっけ?」
「プライバシーを切望しながら、こんな記事を世に出す神経がわからない」
「結局スポットライトを浴びていたいだけ」
など誹謗中傷が相次ぐ結果となってしまったが、イギリス人作家マット・ヘイグ氏は「目立ちたがり屋」などとメーガン妃を批判する人々に対し、Twitterで「『ネガティブな内容でメディアの注目を集めることを嫌うメーガン・マークルがなぜ、自分の話を共有するのか?』と疑問を抱いている人達へ」と書き出して、次のようなメッセージを投稿した。
「その理由はいたってシンプルです。自分自身の痛みを共有することは、他人に痛みを引き起こされることとは別物なのです。」
自身が抱える心の傷について語り悲しみを共有することと、意図せぬところで信ぴょう性に欠ける記事を書き立てられることには確かに大きな違いがある。「私達が分かち合う、喪失感」というタイトルで綴られた妃の寄稿文を、