以下のように語った。
「それはファッションの選択肢がより広がるからだね。男性もののパンツは黒とか灰色、紺、茶色くらいで柄物もない。でもスカートにはもっとたくさんの色味があって、動物柄なんかもあるから。」
「靴に関しても色味に関しては同じですが、靴の場合はさらに(女性ものだと)スタイルやヒールの種類も選べます。天気の良い日にはつま先の開いた靴を履くのもいいですよね。」
そんなマークさんには11年連れ添う妻と3人の子供がいるが、皆マークさんに協力的で妻は一緒に洋服を選んでくれるそうだ。またサイズが違うものの、娘からはしばしば「お父さんの靴を借りれたらいいのに」と羨ましがられているという。
このマークさんのスタイルに「かっこいい」「素敵」と称賛の声があがる一方で、やはり一般的な男性のスタイルからはかけ離れたマークさんの服装を見て、疑問を投げかけてくる人もいるそうだ。
「知らない人から性嗜好に関して聞かれることもある」というマークさんは、その思いをこう話している。
「大抵は(そのような質問を投げかける人に対し)あなたには関係のないことだって答えますね。あとは普通に異性愛者ですよと言うこともあるけど。」
「男性の場合がほとんどですけど、逆に聞き返したりもしますね。『あなたはスカートとヒールを履いた女性にも性嗜好を聞くんですか?』ってね。」
マークさんにとってスカートとヒールを履くことによる心境の変化は特になく、あくまでただのファッションにすぎないそうだ。ただしこのようなファッションを続けることで「仕事の重圧にも耐えうる自信と強さは身に付いたかもね」と述べている。
マークさんは日々のコーディネートを自身のInstagramに投稿しており、現在22万人以上がフォローしている。フォロワーからは「プリッとしたおしりが素敵!」「そのスカートはどこで買ったもの?」「その靴本当に素敵な色ね」などマークさんの独自のスタイルを称賛するコメントが多数寄せられている。
画像は『The Sun 2020年10月20日付「LIKE HOW IT HEELS Married dad-of-three wears skirts and heels to work ‘because he can’ and to ‘prove clothes have no gender’」(Credit: Instagram/markbryan911)』『Mark Bryan 2020年9月8日付Instagram「On vacation the next 2 weeks and maybe a chance to get some work done on the Porsche.」、2020年10月1日付Instagram「Decided to wear some boots today and a longer skirt.」、2020年8月31日付Instagram「While out running errands after work I stopped at an old train depot to take a few pictures.」、2020年8月14日付Instagram「Verified Even though we moved into our house 6 months ago my garage is still a big unorganized mess.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)