このほどアフリカ南部に位置するザンビア共和国で、結婚式に新郎の本妻が乱入する事態が起きた。その時の様子を招待客が撮影し、動画は瞬く間にSNSで拡散されて多くの注目を集めている。『The Sun』『Mirror』などが伝えた。
今月12日、ザンビア共和国の首都ルカサにある教会で結婚式が厳かに行われた。新郎と新婦を人々が見守る中で突然、式場におんぶした幼児を含む3人の子供を連れた女性が乱入してきた。
女性は結婚の儀を進める神父に向かって「神父様! その人は私の夫です」と叫んだ。教会は一瞬にしてざわつき、明らかに新郎は動揺している。この女性はキャロライン・ムビータさん(Caroline Mubita)で、新郎のアブラハム・ムユンダ(Abraham Muyunda)が11年連れ添った本妻だった。
キャロラインさんはその場にいた招待客らに制止されそうになりながらも、アブラハムを指さして「一体これは何なの!? 彼は私の夫なのよ。私達は離婚もしてないし喧嘩別れもしてないのよ!」と訴えた。
キャロラインさんの登場で混乱を来した教会では、神父が取り急ぎ招待客らをレセプション会場に移動するよう促し、当人同士で話し合いが行われた後、アブラハムはマテロ警察署に身柄が引き渡された。
調べによると、国税庁に勤務するアブラハムは結婚式当日にキャロラインさんへ「仕事で街へ出かける」と告げ、家を後にしたようだ。しかし近所に住む友人から事実を聞かされたキャロラインさんは、