マツコも共感するところがあったようで、番組スタッフに「ここポイントよ。お前ら意味を考えすぎ、意味なんてないのよ」と指摘した。
また「#バズらせヒーロー」では、オリジナルハッシュタグ「ぴえんヶ丘どすこい之助」などをバズらせた「けんちょす」や「きゅんです!」を流行らせたバズらせカップル「夜のひと笑い」を紹介。
むくえなが「若者に刺さる理由」としていくつかの理由を挙げるなかに「芸能人はやらされている感がでる」とあり、マツコは「それは合ってるね」と共感して「下手くそだったり、そんなに面白くなくても、必死でやってるところがいいわけね」と解釈した。
「そうですそうです」とむくえながうなずいたところ、マツコは「今の大事。あなたたちが言ったことが大事」と念を押しており、意義深いものを感じたようだ。
マツコ・デラックスは若者のハッシュタグ事情から何らかの意義を見出そうと接したため共感する部分もあったようだが、Twitter上では視聴者から様々な反響を呼んでいる。
「ハッシュタグ検索便利だなぁ。今度からもっとちゃんと使お」、「まじで若者の世界すんごい。笑 歳を取ったなと感じます。笑」という声がある一方で、「マツコのハッシュタグの世界見ててキツい」、「シュンですとかぴえんとか 私はもうついていけまてん」や「結局ハッシュタグに踊らされてて全然ハッピーそうじゃない」、「(バズったという動画を)見ててこの国の未来が不安になった。何が『新しい文化』だ。あんなものを『文化』とは言わん」という辛辣な意見もあがっていた。
ちなみにハッシュタグが世代に限らず広く活用された事例としては、今年5月に国会での検察庁法改正案を巡りSNSで「#検察庁法案に抗議します」が拡散されて社会現象を起こしたことが記憶に新しい。
画像2枚目は『TBS 2020年10月13日付Twitter「この後よる8時57分からは『マツコの知らない世界SP』。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)