現地時間6日、米ロックバンド「ヴァン・ヘイレン」のギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレン(65)が長年のがんとの闘病の末に他界したことを、息子でヴァン・ヘイレンのベーシストを務めるウルフギャング・ヴァン・ヘイレン(29)が公表した。“ギターヒーロー”の詳報を受け、元妻やバンドメンバー、そしてロック界の大物が続々と追悼メッセージを発表している。
エディ・ヴァン・ヘイレンの息子ウルフギャング・ヴァン・ヘイレンは現地時間6日、自身のSNSで「このことを書いていることが信じられない。父のエドワード・ヴァン・ヘイレンが今朝、がんとの長い闘病生活を終えた。最高の父親だった。オンステージもオフステージもすべての時間が贈り物だった。心が壊れ、この喪失感から完全に立ち直れるとは思えない。愛してるよ、パパ」と綴った。
同日にはエディの元妻でウルフギャングの母親である女優ヴァレリー・バーティネリ(60)が自身のツイッターを更新、「40年前にあなたに会った時、私の人生が永遠に変わった。ウルフと私が、あなたの最期を看取れることができたことに、感謝しています。私達の次の人生で会いましょう。愛する人へ」と追悼した。
エディ・ヴァン・ヘイレンは2000年に舌がんと診断され、2019年には5年間にわたり米国とドイツを行き来して放射線治療を受けていたという。しかしがんは咽頭から肺、脳などにも転移しており、亡くなる72時間前には容態が急激に悪化した。カリフォルニア州サンタモニカのセント・ジョンズ病院で息を引き取った際には妻のジャニーさん、元妻ヴァレリーと息子のウルフギャング、エディの兄で「ヴァン・ヘイレン」のドラマー、アレックスが立ち会った。
オランダで生まれ米カリフォルニア州で育ったエディは、1970年代初めに兄アレックスと「ヴァン・ヘイレン」を結成し、