ビデオ会議やオンライン授業が急速に広がり、自宅にいながら仕事や勉強が可能になってきているが、ライブ配信中にまさかの失態を晒してしまったり、プライベートが暴露されてしまったというケースは珍しくない。南米エクアドルでは今月4日、オンライン授業中に生徒の自宅に強盗が押し入り、その様子がリアルタイムで配信されるというとんでもないハプニングが発生した。『7NEWS.com.au』などが伝えている。

エクアドル中部トゥングラワ県アンバートで今月4日、Zoomを活用したオンライン授業を受けていた女子生徒の自宅に強盗が押し入った。この時のZoom画面は参加者全員が縮小状態で表示されており、24人の生徒が画面左上に映る男性教師の話に耳を傾けていた。

授業の様子を捉えた動画では、椅子に座っていたマリア・ホゼさん（Maria Jose）さんが侵入者に気付いていきなり立ち上がる。そして白いTシャツを着た家族と思われる人物が、強盗に追い込まれるようにして部屋に入ってくる。強盗の男はマスクをしていて顔は見えないが、左手の人差し指を立てて部屋の隅に追いやった2人に静かにするように促している。

男性教師はその間も身振り手振りを交えて話を続けているが、クラスメート数名がマリアさんの異変に気付いて教師に知らせたようだ。

『7NEWS.com.au』によると、生徒と教師は「警察にすぐに電話して！」「誰か彼女の自宅の住所わかる？」「私は彼女のママの電話番号を知ってるわ」「それじゃ、あなたがママにすぐ電話して」などと話をしていたそうで、