SNSで近くに授乳が必要な子犬か子猫がいないかどうかを尋ねた。すると「母親を亡くしたばかりの子猫3匹がいますよ」という返事があり、アニータさんはこのオファーを受け入れることにした。
アニータさんはその日のことをこう振り返っている。
「赤ちゃんを亡くして2日目のことでした。『子猫を受け入れてくれるかしら』と思いながらも、ジョージアが驚かないようにまず子猫を1匹だけ紹介したのです。ジョージアは最初、小さな子猫の匂いを嗅いでいましたが、その子を受け入れたようでした。次に他の2匹を連れてくると、ジョージアは急に静かになり落ち着いたのです。それはとても素敵な光景でした。」
「ジョージアが元気を取り戻すのを見るのは本当に嬉しいことでした。きっと子猫たちは、ジョージアが犬であるということを認識していないのだと思います。それでもジョージアは子猫たちに授乳をし、身体をキレイに舐めてあげてお世話をしています。お乳はあまり出ませんが、ジョージアは子猫たちをまるで自分の子供のように可愛がり守っているのです。母と子の絆はとても深いのですよ。」
なお今月1日、ジョージアは帝王切開の際に行った生体検査の結果が判明し、交尾によって感染する可移植性性器腫瘍を発症していることが明らかになった。そのため8日から化学療法が開始され、3~6週間は子猫とは会えなくなるのだという。
アニータさんは最近の母子の様子について、次のように明かした。
「ここ1週間で、子猫とジョージアが離れて過ごす時間を少しずつ増やしていきました。治療が始まる前のジョージアは自分だけで過ごす時間を楽しむようになり、子猫たちの離乳も始まりました。ジョージアの腫瘍は直る可能性が非常に高いので、今は治療に専念したいと思っています。ジョージアが少しでも早く、元気に回復することを願っています。」
なおアニータさんによると、ジョージアと子猫の引き取り先については現在保留にしているとのことで「ジョージアや子猫たちにとって最善の選択をしたいと思います」と述べている。
画像は『Sunshine Dog Rescue 2020年8月25日付Instagram「Snack and cuddle time with mama.」、2020年8月15日付Instagram「Physically Georgia is healing well.」、2020年8月14日付Instagram「Georgia had to be rushed to have an emergency c-section and spay.」、2020年8月26日付Instagram「If you missed the news story about Georgia…」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)