オフコースの代表曲の1つ『YES-YES-YES』(1982年)で歌の合間に「ねぇ、わたし…」と女性の声が聞こえる。レベッカの9枚目シングル『MOON』(1988年)の表題曲に「先輩~」という謎の声が入っている。そのようなヒット曲の音源にまつわる都市伝説はたくさんある。8月5日放送の教養バラエティ番組『世界の何だコレ!?ミステリー』では、ケツメイシの『歩いてく』に謎の声が入っているという噂の真相を本格的に分析した。
オフコースの『YES-YES-YES』に女性の謎の声が入っているという噂については、小田和正が音楽雑誌で「レコーディングスタジオに来ていた男女のデュオグループの女性に急きょお願いして『ねぇ、わたしのこと…』というセリフを言ってもらった」という趣旨を語っている。果たして『歩いてく』にも何らかの事情があるのだろうか。
ケツメイシの4枚目アルバムCD『ケツノポリス4』(2005年)の収録曲『歩いてく』は、イントロが始まって18秒頃に女の子のような声で「おにいちゃーん」と聞こえるという都市伝説がある。番組で音源を流したところ、そのように聞こえた観覧客からは「えーー」とざわめきが起きた。
実は2015年8月20日放送のラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM)の『サカナLOCKS!』で、山口一郎(サカナクション)が「夏の怖い音源」を特集した際にこの『歩いてく』を取り上げている。
山口はケツメイシの『歩いてく』を流して「聞こえましたね」と噂の声を確認すると、