「ドナルド・トランプではなくジョー・バイデンに一票を投じてください。」
「私達にはもう、黙っているといった選択肢はありません。」
と呼びかけた。
ちなみにアメリカでは、有権者登録を済ませた18歳以上の米国市民に選挙権が与えられる。16~17歳でも事前登録をしておけば18歳になるとこの登録が有効となることから、ビリーはこれまでロサンゼルス市長とタッグを組み、同地区高校生の有権者事前登録を推奨したり、自身のコンサート会場に登録ブースを設置するなどして積極的に若い世代へ投票を呼びかけてきた。
2001年12月生まれのビリーは、今年初めて大統領選挙で清き一票を投じることとなっているが、今回の選挙は「私達の生涯で一番重要な選挙になる」と公言しており、民主党全国大会のスピーチで
「私達の人生が、そして世界がこの選挙にかかっている―そんな気持ちで投票に臨まなければなりません。」
「確かな未来を手に入れる唯一の方法は、私達自らがそれを創り上げることです。事前登録を、そして投票をお願いします。」
と最後まで熱く語る姿が印象的であった。
若干18歳ながら絶大な影響力を持つビリー・アイリッシュ。今年はそんな彼女の精力的な働きかけが功を奏し、近年問題視されてきた若い有権者の投票率が上がるかもしれない。
画像は『Democratic National Convention 2020年8月19日付Instagram「First-time voter @billieeilish is joining the #DemConvention tonight.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)