2003年。24歳になりグッと女性らしくなった華華さん。允慶さんは少しふっくらとした印象だ。
2006年。華華さんはこの年に結婚。趣味のカメラを持って嬉しそうな允慶さんは52歳になった。
2008年。この年、華華さんの第1子が誕生した。北京でオリンピック開催のため、允慶さんのTシャツにもオリンピックのロゴが付いている。
2010年。上海国際博覧会(2010年上海万博)開催で、華華さんは公式マスコットの「海宝(ハイバオ)」を手にしている。
2012年。華華さんの第2子が誕生した。4人家族になった華華さんは、長女とお揃いのドレスで撮影。允慶さんは58歳頃で、おじいちゃんの優しい顔をしている。
2017年。華華さんの長女は9歳、次女は5歳に成長。允慶さんの白髪が増え始めたようだ。
2019年。40回目の記念写真。長女の背丈は華華さんとほとんど変わらないほど成長。允慶さんは65歳になるがはつらつとしている。
なお現在、華華さんは日本に住んでいるそうで、約40年にわたる記念写真を前に允慶さんはこんなふうに語っている。
「湖への交通手段も、自転車からバイクへ、そして車へと変わってね。1980年頃はカメラも手動でピントを合わせていたけど、2002年にはデジタルカメラになって、ピクセル数も300万画素だったものが、3000万画素になったよ。テクノロジーの進化は目覚ましいね。」
「若い頃は都市計画の仕事で100か国以上を旅して回っていたけど、引退してからは国内にいるほうが快適だね。中国もずいぶんと便利になったからね。妻は交通事故で亡くなって、今は1人暮らしだけど、寂しくなったら日本にいる娘の家族に会いに行くんだ。娘との写真撮影をいつまで続けられるかはわからないけど、周りからはポジティブなメッセージがたくさん届くんだ。とても嬉しいよ。」
2020年も残すところ4か月ほどだが、今年も父娘は思い出の場所に出かけたのだろうか。今後の成長記録が楽しみだ。
ちなみにオランダでは、父親が娘の成長を毎週20年間休むことなく撮影し、約5分の映像にまとめて感動を呼んだ。
画像は『Bored Panda 2020年8月20日付「This Dad And Daughter Have Been Taking Yearly Pics At The Same Spot For 40 Years, And The Pics Show How Time Flies」(Image credits: Hua Yunqing)』『我苏网 2019年10月3日付「峥嵘70年|还记得镇江的“编年体”父女合影吗?今年,他们的第40张照片来了!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)