2人で『デイ・ドリーム・ビリーバー』を披露したり、幼稚園の先生たちの名前を盛り込んだオリジナルの『ありがとうを伝える歌』もパフォーマンスしたという。最初はステージに上がって清志郎さんの体についていた風船を取って遊んだりした子供もいたが、清志郎さんは優しく対応、しだいに子供たちものってきてステージで踊り始めたり、コール&レスポンスや一緒に歌ったりと大盛り上がりだったようだ。
最後はRCサクセションの名曲『雨あがりの夜空に』で締めくくった清志郎さんに、岩井は「そんなにやってくれるの!?」と驚いたが、澤部は「全部で10曲近くやってたよ。かっこよすぎて!」と大感激。澤部は「あの忌野清志郎が、長机が並んでいてそこにお弁当やジュースが載っていて、お父さんお母さんが座っているなかの幼稚園のミニステージ、そこに清志郎さんが立っている映像…。なんだこの特殊な環境は!」と衝撃を受けていた。
清志郎さんの息子が卒園の頃というと1990年代中頃かと思われ、ライブ映像は画質も粗かったというが、清志郎さんのライブのパワーでそのようなことは気にならなかったのだろう。謝恩会の映像を観終わって「大感動よ、すごすぎて放心状態だった」という澤部。話はそこで終わればよかったのだが、澤部は妻から「園長先生がパパにも何かやってくれって言ってたよ」と告げられる。これに「できるかよ! こんなすごいの見せられてよ!」と叫んだ澤部。本業の漫才を披露するとなれば、謝恩会用のネタを用意しなければならない。ハライチはネタは岩井勇気が作っているが、6月30日深夜放送の『あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~』(テレビ東京)で、澤部はネタ作りをしている岩井に感謝が足りず、態度を改めるべきという話題でヒートアップしたばかり。「俺が額をこすりつけても(岩井はネタ作りを)やってくれないだろうね」と澤部は岩井の協力はすでに諦めているが、妻が役員になった謝恩会をどう乗り切るのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)