女優の大和田美帆(36)がブログに、長女(4)が幼稚園に持参する弁当の写真を投稿した。新型コロナウイルス肺炎のため4月23日に亡くなった母の岡江久美子さん(享年63)は朝の情報番組の司会をしながら6年間、自分のために弁当を作ってくれていたことから「(長女の弁当作りを)私もがんばろうって思えます」と綴っている。
大和田美帆は長女を出産後の2017年に舞台復帰を果たしたが、同年11月のブログで母の岡江久美子さんが『はなまるマーケット』の司会を務めながら、どんな思いで自分を育ててくれたのか理解できるようになったと綴っている。
舞台稽古が始まると昼間から深夜まで自宅を空けることとなり、当時2歳だった長女は保育園や親族に預けることになった。娘は思ったよりも早く母親と離れる生活に慣れてくれたので安心したものの、それでも我が子が我慢をしたり、頑張ってくれたのかが伝わってきたという。
人気女優からタレント業にも進出した岡江さんが『はなまるマーケット』の司会として平日の朝の顔になったのは、大和田が13歳の時だった。岡江さんは家族の朝食と大和田の弁当を作り、皆が起床する前に家を出ていた。だが以前から仕事に忙しかった母がさらに早朝から出かけるようになったことで、大和田は「母は私よりも仕事を選んでいる」と冷めた目で見ていたそうだ。幼い頃から祖父母に預けられて育ち可愛がってくれたが、やはり母親と離れている時間は中学生になっても寂しかったのだ。だが舞台に復帰し“やっぱり芝居が好き”、“やっぱり我が子が好き”と再確認した彼女は、