福田雄一監督、大泉洋主演による映画『新解釈・三國志』（2020年12月11日公開予定）の新キャストに、橋本環奈と山本美月が発表された。福田監督が脚本を手掛ける『新解釈・三國志』には大泉洋をはじめムロツヨシ、山田孝之、佐藤二朗、賀来賢人といったこれまで福田監督の作品に出演してきた顔ぶれが並んでおり、橋本と山本も久しぶりの「福田組」参加を喜んでいた。特に橋本環奈は佐藤信介監督による映画『キングダム』（2019年4月公開）でメインキャストを務めており、同じく中国の歴史物語をテーマにしたこのたびの福田作品で違ったキャラクターをどのように演じるか期待が高まる。

橋本環奈と言えば、福田雄一監督がメガホンをとった映画『銀魂』シリーズでヒロイン・神楽役を務め、鼻をほじるシーンを堂々と演じ切って新境地を拓いたものだ。『新解釈・三國志』では“中国四千年の鬼嫁”とされる黄夫人（こうふじん）役に抜擢された。

黄夫人は天才軍師・諸葛亮孔明を支えた妻として知られるが、孔明役がムロツヨシであり“中国四千年の鬼嫁”のキャッチフレーズから考えて、夫人役の橋本環奈がどんなキャラクターを演じるのか否が応でも期待が高まる。

映画『斉木楠雄のΨ難』（2017年10月21日公開）でヒロインの容姿端な学園のマドンナ役を務めた橋本環奈は、2017年10月17日に行われたイベントで客席にプレゼントしたカラーボールに、欠席していたムロツヨシの名前を勝手に書いて「ムロさんだけ横になっちゃった」と見せて笑わせた。そのように打ち解けた間柄である。

一方のムロツヨシはTBSテレビ系金曜ドラマ『大恋愛～僕を忘れる君と』（2018年10月期）で主演の戸田恵梨香と運命的な恋に落ちる役柄を演じて話題になり、