現地時間6日に英ロックバンド・カサビアン(KASABIAN)からの脱退を発表したヴォーカルのトム・ミーガン(39)が翌7日、元婚約者への暴行容疑で裁判所に出廷した。トムは罪を認めて有罪となり、200時間までの無給労働をするようにと言い渡された。
カサビアンのメンバーが発表した声明によると、トム・ミーガンのバンド脱退理由についてこのように説明された。
「トム・ミーガンが、合意の上でバンドを脱退することを公表します。トムは長期間、自身の行動に影響を与えた個人的な問題を抱えていました。今は自分の人生を再び軌道に乗せることに全力を注ぎたいと考えています。これ以上のコメントはありません。」
突然の脱退表明があった翌7日、トムが元婚約者への暴行容疑で出廷することが明らかになった。同日にレスター治安判事裁判所に出廷したトムは、今年の4月9日に元婚約者のヴィッキー・ エイジャーさん(Vikki Ager)への暴力行為があったことを認めた。
裁判所での証言によると、ヴィッキーさんはトムに顔を殴られ、ハムスターの飼育ケージに身体を強く押し付けられたそうだ。さらに何度も突き飛ばされ、木製パレットで脅されたという。防犯カメラにはトムがヴィッキーさんを叩き、足首を掴んで庭へ引きずる姿が映っていた。これによりヴィッキーさんは膝や肘、足首、首などに傷を負っている。
当時、自宅にいた子供がこの様子を見ており、「ドメスティックバイオレンスが起こっている」と警察に通報したという。トムは当初、暴行の事実を否定していたが、