米歌手クリス・ブラウン（27）が8月30日、銃で女性を脅迫した容疑で逮捕された。この件につき、被害者とされる女性がメディア取材を承諾、「事実を話してほしい」などとクリスに訴えかけた。クリスはすでに多額の保釈金を支払い署をあとにしている。

元恋人リアーナへのDV事件をはじめ、たびたび暴力絡みのトラブルを起こしてきたクリス・ブラウン。そのクリスがまたしても問題を起こし、米メディアに大きく伝えられた。

事の発端は、ある女性が「クリスに銃を向けられた」として警察に通報したこと。警察は詳細を伏せているが、女性は米メディアに「クリス邸でダイヤモンドの宝飾品を眺めていたところ、男性が怒鳴り始めた」「その部屋にクリスが入ってきて、銃を出すなり『お前のような奴らにはウンザリだ』『俺の家から出て行け』と言い私に銃を向けた」と話している。その後女性は家を出て通報、警官隊がクリス邸に急行し大騒動となり、数時間後にクリスを逮捕するに至った。

25万ドルの保釈金を払い署をあとにしたクリスにつき、担当弁護士は以下のようにツイートしている。

「応援してくださった皆さんに感謝いたします。クリスは署を出て元気にしています。彼に対する主張は明らかに誤りです。」

一方で女性は「売名行為ではない」と主張しており、クリスに対するメッセージとして以下のように述べている。

「クリスにはこう言いたい。あなたは善人だと分かっているの。善人だった自分に戻りなさい。クリスは自分が何をしたのか分かっているの。だからこう言いたいわ。真実を話して。どっちみち、真実はいずれ明らかになるのだから。」

リアーナとの騒動で“暴力男”として評価を下げたものの、知人の産んだ娘が実子だと知るなり、良い父親として育児にも積極的に関わってきたクリス。しかし今後の捜査で女性の主張が事実だと判明すれば、保護者としての資質・権利も問われるクリスにとって“最悪のシナリオ”が現実になる可能性が出てきそうだ。

出典：https://www.instagram.com/chrisbrownofficial
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）