お笑いコンビ・藤崎マーケットのトキがおよそ2か月ぶりに吉本の劇場を訪れた。トキは6月2日、Twitterでその時の様子を「ウォーキングデッドの世界」のようだと描写したところ、その表現にフォロワーが「リアルなドキュメンタリーや」、「楽しすぎる!」と和んでいた。
田崎佑一とトキにより2005年にコンビを結成した藤崎マーケット。大阪NSC26期生の同期には和牛、かまいたち、天竺鼠、バイク川崎バイクなどがいる。
「ラララライ体操」のネタでブレイクした一発屋のイメージがあるものの、漫才は『M-1グランプリ』で2006年から4年連続で準決勝に進出したほどの実力派だ。
藤崎マーケットは昨年3月30日、「フジテレビ開局60周年特別企画」として生放送された『ENGEIグランドスラム LIVE』の特別企画「平成リズムネタ博物館」に出演して、久々に「ラララライ体操」を披露した。その時はまさか1年後に新型コロナウイルスが猛威を振るい、自粛要請や緊急事態宣言によって吉本の劇場が閉鎖されるとは思いも寄らなかっただろう。
5月25日に全国で緊急事態宣言が解除されたことで、吉本興業が6月6日(土)から全国の劇場を段階的に再開することを発表した。
藤崎マーケット・トキはそれを聞いてテンションが上がったようだ。2日にTwitterで「吉本の劇場へ行ってみた。2か月ぶり」とつぶやいた。トキは劇場再開に向けて少しずつ活気が戻り「誰かいるかもと淡い期待」を胸に裏口から楽屋に向かったが、