米時間9日、歌手Ne-Yoがジョージ・フロイドさんの葬儀に出席し『It’s So Hard to Say Goodbye to Yesterday』のパフォーマンスを披露した。時折声を詰まらせながらも素晴らしい歌声を披露したNe-Yoには称賛が集まったが、オープニングで発した「自分の命を犠牲にしてくれたジョージ・フロイドさんに感謝する」というセリフには大勢の人が違和感を抱いたようだ。
5月25日、ミネソタ州ミネアポリスで白人警官におよそ9分間も膝で首を押さえつけられて死亡したジョージ・フロイドさん(享年46)。米時間6月9日には、ジョージさんが人生の大半を過ごしたとされる故郷テキサス州ヒューストンの「ファウンテン・オブ・ プレイズ教会」にて「別れの会 グランドフィナーレ」と名付けられた最後のセレモニーが執り行われた。
遺族や友人、ヒューストン元市長や連邦議会委員、ハリス郡地方検事らおよそ500名の参列者のなかには、ハリウッド俳優のジェイミー・フォックスやチャニング・テイタム、NFL「ヒューストン・テキサンズ」所属のJ. J・ワット選手らが名を連ね、人気オーディション番組『World of Dance』で知られる歌手Ne-Yoもパフォーマーとしてセレモニーに姿を現した。
Ne-Yoは「Boyz II Men」のカヴァーで知られるG.C. キャメロンの楽曲『It’s So Hard to Say Goodbye to Yesterday』を熱唱。時折声を詰まらせたり、感極まって言葉を失ったりしながらもソウルフルなパフォーマンスで参列者の涙を誘った。当日のパフォーマンスはNe-YoのInstagramでも公開されており、
「美しい歌声に涙が止まらない」
「心に響く感動的なパフォーマンス」
「天国のジョージも、きっと喜んでいるはず」
といった称賛コメントが見受けられた。
このように歌唱力やパフォーマーとしての才能は好評だったNe-Yoだが、