いつも一緒に行動していたきょうだいが突然、目の前で車にはねられ死んでしまったら果たして冷静に行動できるだろうか…。米テキサス州で先月下旬、オス犬がきょうだいの亡骸を守るかのように寄り添う姿が目撃された。『The Sun』『Daily Star』などが伝えている。
米テキサス州クレバーグ郡キングズビルにある動物保護センターに先月22日、「道路脇で犬が死んでいるようだ」と連絡があった。同センターのスタッフが現場に駆けつけると、道路に横たわって動かなくなっている犬のそばに別の犬が寄り添っていた。
現場に駆けつけたスタッフは「メス犬は車にはねられすでに亡くなっていましたが、オス犬は亡骸に足を載せ、私たちが近づこうとすると威嚇してきました。その姿に胸が締めつけられる思いでした」と当時を振り返り、こう続けた。
「オス犬を説得するにはかなりの時間を要しました。私たちは『君を傷つけるつもりはないよ。ここには助けに来たんだ』と語りかけ、やっとのことでその犬を保護したのです。」
2匹はきょうだいであることが判明し、スタッフはメス犬を必死で守ろうとしたオス犬を“ガーディアン(Guardian)” と名付けた。ガーディアンは生後6~12か月で、カタフーラ・レパード・ドッグのミックス犬だという。
センターはその後、ガーディアンの写真をSNSに投稿して飼い主を探したが、