神田は「良くできてるね。全然ミスないよ」と褒めてから「やり直しはしたの?」と聞くと、花田は「やり直しはないです。やり直しする時間はなかったので」と返した。神田は「時間がない…」と花田の言葉を繰り返し、一抹の不安を覚えながらも、実際に足を入れて「ぴったりだね。あ、いいね、いいよ、これ。ちょっと見直しましたよ」とご機嫌だった。しかし靴代40万円を払う段階になると「40万はぼったくり。原価はいくら?」と粘るが、花田も「イタリアで作ったら60万円はする」と応戦。神田が実際の価値として「2万2000円ぐらい」と言うと、花田はすかさず「ふざけんなよ!」と怒っていた。
いざ襲名披露興行当日、新宿末廣亭にスーツ姿に花田優一が作った靴を履いて現れた神田伯山。「気に入ってますよ。ちょっと履きにくいんですけど。オーダーなのに履きにくいんですけど」と履く際に時間がかかるとこぼしていたが、笑顔で襲名披露興行に臨んだ。
それから約3か月経った5月16日深夜放送の同番組に花田優一がリモート出演した。そこで「一番気になっているのがその靴履いてくださっているのか」と神田に尋ねると、神田は「嘘じゃなくホントなんだけど、失くしたのよ」とまさかの告白。「俺も本当にこれは珍しいことだと思っているんだけどなくなってね」と続けると、これには花田も動揺したようで「どういうこと?」と聞くと、神田は「ないんだよね、どんなに探しても」と言うばかり。すると花田が「前の放送で『あいつの靴は履きにくい』とか訳の分かんないこと言ってるのを見たんですけど」と切り込むと、神田は「いや違うんだよ。履きにくい以前にもうないんだよ、あの靴」と言ってのけ、花田は「ふざけんなよ! あんなに頑張ったのに」と頭を抱えて嘆いた。
自ら花田にオーダーして、花田が丹精込めて作った靴を「1回履いただけで別のところに置いています」とも語っていた神田伯山。その場所を忘れてしまったのか、1足40万円払ったものの晴れ舞台で一度きり履いただけの幻の靴になってしまいそうだ。
画像2、3枚目は『花田優一 Yuichi Hanada 2020年3月14日付Instagram「伯山カレンの反省だ!」、2020年3月15日付Instagram「本日、「伯山カレンの反省だ!」にて放送されました。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)