お笑いタレントの明石家さんま(64)は、4月から5月半ば頃までラジオ番組以外はほとんど仕事がなかったそうだ。芸能界の友人も多く、後輩の面倒見が良いことで知られるさんまは、外出自粛期間中に退屈しているだろうと皆に思われるそうだが、意外にも自宅にこもることは苦では無かったという。20代前半で売れっ子芸人になったことで常にマスコミから追われる立場となり、その頃はお酒を飲めなかったこともあり家で過ごす時間が長かったからだ。おまけに“潔癖症”なところがあり、時間を忘れて掃除に没頭することも珍しくないそうだ。
レギュラーのテレビ番組に関しては収録が再開されており、自宅に毎日いることはなくなったという明石家さんま。しかし現場の様子はガラリと変わり、床には立ち位置を示すテープがあちこちに貼られ、アクリル板は回を追うごとに増えている。スタジオの収録に参加できる人数は限られ、時間も60分で一旦休憩を挟んで40分などと細かく決められているのだ。MCとして大勢の出演者を前に動き回り、ツッコミを入れ、大声で笑うという普段のさんまのスタイルは封じられてしまうため、やりづらそうだ。
30日放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)でさんまは、外出自粛期間中に5か所ある窓のサッシを自ら掃除したことを明かした。日常の掃除はプロに頼んでいるが、サッシにホコリや汚れがたまっていて驚いたという。フィギュアをたくさん並べている部分も全く掃除された形跡がなく、