女優のかとうかず子(62)が、3Dプリンターを購入してフェイスシールドと呼ばれる医療用防護マスクを製作し、寄付している。我が子のような年齢の最前線で働く方々に“頑張れ”そして“ありがとう”の気持ちを込めて日夜、作業しているのだ。
N95マスク、防護服、フェイスシールド、消毒用アルコールなど様々な医療資材の不足は、現在も解消されていない。フェイスシールドについては自動車メーカーのトヨタ自動車やホンダ、日産自動車、精密機器メーカーのリコーが製造に着手しているが、個人で製作し無償提供している人も少なくない。東京都内の小学6年生の男児も自宅にある3Dプリンターでフェイスシールドを自作し、病院や保健所に寄付していると4月下旬にニュースで紹介されている。
4月18日の『かとうかず子オフィシャルブログ「いつも頭に老眼鏡」』で3Dプリンターを購入したことを報告すると、かとうかず子は早速フェイスシールドの製作を始めた。娘の全面的なサポートを受け、無償公開されているパーツのデータをダウンロードし、試行錯誤しながら一度に10個、時間にして13時間ちょっとでフレームが完成できるようになった。その10個のフレームを切り離し各々に穴を開け、カットした顔を覆うシールド部分に使うプラスチック板にもそれぞれ穴を開けるなど、細かな神経を使う作業の連続だ。最初に完成したフェイスシールドは、