大自然の弱肉強食が垣間見られる衝撃の写真がオーストラリアで撮影された。ある家の庭で、2メートルを超える巨大なカーペットニシキヘビが小型の有袋類であるポッサムを丸飲みしていたのだ。『Daily Mail Online』『7NEWS.com.au』などが伝えている。
5月13日の午前中、豪ブリスベンの北部ムールーラバにある家庭が、蛇の捕獲を依頼した。連絡を受けたのは、蛇の捕獲サービスを行っている「サンシャインコースト・スネーク・キャッチャーズ24/7」だ。
スネークキャッチャーのスチュアート・マッケンジーさん(Stuart McKenzie)がすぐに現場に向かったところ、中庭のほうから物音が聞こえたそうで、のちにこう明かしている。
「到着した時、屋根からぶら下がった2メートルの巨大なカーペットパイソン(カーペットニシキヘビ)が、ポッサムにかぶりついている状態でした。」
実際の写真では、パイソンの長い体でポッサムはグルグルと締めつけられており、巨大パイソンがポッサムを頭から飲み込んでいる。庭でこのような大自然の弱肉強食を目撃したら言葉を失ってしまうだろうが、スチュアートさんは「このパイソンの食事は始まったばかりで、食べ終わるまで待たなければなりませんでした」と語る。
スチュアートさんはパイソンの食事を邪魔しないようにすぐに捕獲はせず、食べ終わるまで待っていたそうだ。およそ1時間かかるだろうと予測して、その間に動画を撮影している。
動画には体長1メートルほどのポッサムがグルグル巻きにされているシーンが捉えられ、