英エリザベス女王がチェルシー・フラワーショーのオンライン開催を記念して、過去に同ショーを訪れた際の貴重な写真を公開した。英国王立園芸協会(RHS)が主催する英国最大級のフラワーショーだが、今年は1913年の開始以来初めてのバーチャル開催となった。女王は写真とともに声明も発表している。
毎年5月にロンドンのチェルシー王立病院で開催する恒例のチェルシー・フラワーショーが、今年は史上初のバーチャル開催となった。英時間5月18日から23日まで、オンライン上でガーデンツアーやガーデニングのアドバイスを行っている。エリザベス女王はこれを記念して、過去にショーを訪れた際の貴重な3枚の写真と声明をInstagramに公開した。
チェルシー・フラワーショーは1913年にスタートし、1916年にはエリザベス女王の祖母メアリー王妃が初めて見学に訪れた。エリザベス女王は即位した1952年にショーのパトロンになった。女王になってから初めてショーを訪れたのは1955年で、以降はほとんど毎年出席している。
18日に公開された写真の1枚目は1949年、女王が23歳の時に撮影されたものだ。水玉模様のワンピースにトレンチコートを着た女王が、手助けを得ながらヒール姿で池にある飛び石の上を渡り歩いており、周囲では多くの人達が女王の姿を見守っている。
2枚目はエリザベス女王が英国王立園芸協会のメンバーの男性と談話しているショットだ。3枚目ではフィリップ王配とともに花の展示を見ながら何やら話す様子がある。
これらの写真には「チェルシー・フラワーショーは初めてのオンライン開催になります」と記され、