NBAの“異端児”ことデニス・ロッドマン(59)が、このほどマイク・タイソンのポッドキャストに出演した。かねてから“ブロマンス”(bromance「ブラザー」と「ロマンス」を組み合わせた造語)が囁かれてきた金正恩(キム・ジョンウン)氏との友情について明かした。
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、大のバスケットボール好きで知られる。そんな彼とかねてから親交があるのが、数々の名門チームを渡り歩いた元NBA選手のデニス・ロッドマンだ。奇抜なファッションや自由奔放な発言でNBAの“異端児”と呼ばれたデニスは2013年、『HBO』が手がけるバスケットボールのドキュメンタリー撮影の一環でエキシビションチーム「ハーレム・グローブトロッターズ(Harlem Globetrotters)」メンバーと平壌を訪れた。
金正恩氏とデニス・ロッドマンは一見奇妙な取り合わせではあるものの、デニスは過去に出演したトーク番組で
「彼は俺に友人として接してくれるんだ。」
「何でも話し合えるくらい親しい関係だよ。」
「彼とは政治については一切話さない。これが大事なんだ。政治は俺の仕事の範疇じゃないからね。」
と金正恩氏との友情について語っていた。
そんなデニスがこのほど元プロボクサーのマイク・タイソンによるポッドキャスト『Hotboxin』に出演し、金正恩氏との初対面について振り返った。場所は2万2000人の国民で埋め尽くされた豪華なバスケットボールアリーナだったそうで、