子供時代、目の前の宿題が解けずに誰かに助けを求めたくなった経験はないだろうか? アメリカに住む10歳の少女もまた同じだったようだ。少女は宿題に行き詰まった末、誰かに助けを求めるため「SOS」のサインを出した。しかしこれがちょっとした大ごとになってしまった。『New York Post』『FOX6Now.com』が伝えている。
米フロリダ州のコリアー郡保安官事務所が今月23日、Facebookに投稿した内容が多くの関心を集めた。投稿された写真には、ある住居の窓越しに子供が書いたと思われる文字で「助けてください! お願い、ここから出して!」と書かれた1枚の紙があった。
同保安官事務所によると、今月22日にたまたまこのメッセージを保守メンテンスの従業員が目にして緊急通報してきたのだという。子供が助けを求めているとあって、現場に向かった保安官もさぞかし緊迫した面持ちだったことだろう。しかし助けを求めていたのは、宿題に行き詰まった10歳の少女だということが判明した。
事の発端は、少女が母親に「宿題が終わるまで部屋から出ないように」と言われたことにあった。算数の宿題を解くのに行き詰まった少女は、このままでは部屋から出られないと感じ、誰かに助けを求めるメッセージを窓越しに掲げたというわけだ。
駆けつけた保安官らは危険な状態でないことに安堵したようで、