坂上忍が4月17日(金)15時過ぎ、ブログで「ボク、タダ働きをすることに決めました」と坂上流の表現で個人収入を全て寄付すると公表した。「正確に言うと、緊急事態宣言が発令されてから解除されるまでの間、どれぐらいの期間になるかわかりませんが、ボクが得る収入はなにかしらの形で寄付をさせて頂くことに決めました」と説明しており、新型コロナウイルス感染拡大による未曾有の事態に対して行動を起こしたことがうかがわれる。さらに坂上忍は寄付の件を公表した意義についても訴えた。
坂上忍と言えば、メインMCを務めるフジテレビ系情報トークバラエティ番組『バイキング』で芸能界から政界まで納得がいかないことに対しては歯に衣着せぬ手厳しいコメントを繰り出すことで知られる。
折しも17日放送の『バイキング』では、新型コロナウイルス対策による休業や自粛要請によって国民の収入が激減するなか安倍晋三首相が「1人当たり10万円の現金を一律給付」する方針を固め、「困窮世帯限定の1世帯当たり30万円の現金給付」は取りやめる方向だと報じた。
次の『直撃LIVEグッディ!』にリレーで繋ぐ際、安藤優子キャスターが麻生太郎財務相による「10万円は要望される方、手をあげる方に配る」との発言を紹介したところ、矛盾を感じた坂上は「えっ? またぁ…」と呆れかえった。ブログを投稿したのはその後になる。
ブログで坂上は、新型コロナウイルスが問題化してからの『バイキング』出演を「どこかで違和感を覚え、座りの悪い状態が続いておりました」と振り返り、