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アニメ『BanG Dream!』の鵜沢リィ役や『探偵オペラ ミルキィホームズ』のコーデリア・グラウカ役などで知られる声優の橘田いずみ(きった いずみ)は、昨年6月からシャーロック・ホームズの故郷イギリスに留学している。当時はまさか新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が起きて今のような状況になろうとは思いもよらなかっただろう。彼女が4月4日、ブログで「ロンドンのロックダウンから2週間程が経ちます」と現状を伝えるとともに日本へ向けて警鐘を鳴らした。
イギリスでは3月に入って新型コロナウイルスの感染者が急激に増えはじめ、20日からパブやバー、レストラン、ジム、映画館など室内に多くが集まる施設を閉鎖。ボリス・ジョンソン首相は23日夜に英国全土の外出禁止要請を出して最低3週間のロックダウンに踏み切った。
ロックダウン(都市封鎖)とは全く家から出られないわけでなく不要不急の外出を禁止することだが、ジョンソン首相は「通勤以外では医療上必要な場合」、「買い物は必要最低限のみで運動は一日に1回だけ」外出を認めると細かく制限したうえに「3人以上が公共の場で集まることを禁止」して違反者には罰金を科すと発表した。
29日夜にはイングランド副主任医務官のジェニー・ハリーズ医師が、会見でロックダウン開始から3週間で見直す方針について、もし解除していつもの生活に戻れば「これまでの努力が全て無駄になり、2度目の感染ピークがやってくる可能性がある」と指摘。ロックダウン解除の見極めには長くて3~6か月を要し、期間が長引く可能性も考えられると話した。
橘田いずみは4月4日に公式ブログを更新すると、