3月27日から始まったナショナル・ロックダウン(封鎖)も8日目となった南アフリカ。外出禁止措置をしっかり守っていた人も、外出ができないストレスもあり気が緩みがちになってくる頃だ。不用意な外出をする者が多いことを見かねたヨハネスブルグ市は検問を開始、多くの逮捕者が出た。『News24』他複数のメディアが伝えている。
4月2日にベキ・セレ保安大臣(Police Minister)が、ロックダウン初日からの逮捕者が2289名に上ったことを発表した。その多くは新型コロナウイルス検査で陽性だったにもかかわらず自主隔離せず人が集まる場所へ行ったことや、ロックダウン中に不用意に外出していたこと、また閉鎖中の店に強盗に入ったことなどで逮捕されている。この数は現在の南アの新型コロナウイルス感染者数1505名よりも多い。
4月3日だけでみると、ヨハネスブルグ市ではロックダウンのルール違反で17名が逮捕された。同市は地元警察協力のもとタウンシップのソウェト(Soweto)近郊など2か所の道路で検問を行い、運転手や歩行者がロックダウン規制を順守しているかチェックを行った。
政府から外出禁止措置が免除されている企業で働く者は、それを証明する用紙を身分証明書とともに携行しなければならない。ヨハネスブルグ市長のジェフ・マクーボ氏(Geoff Makhubo)は、