ダチョウ倶楽部の寺門ジモン(57)と言えば“食通”で知られているが、彼の舌には一流料理人も一目置くようだ。ミシュラン三つ星の常連店が、ジモンに毎月味のチェックを依頼しているという。その様子が10日放送の『華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!』で紹介されたが、的確に容赦ないアドバイスをするジモンにスタジオの博多大吉や千鳥・ノブも驚いていた。
「あなたは何のために生きていますか? 私は美味しいものを食べるために生きているんです!」と力強く宣言する寺門ジモン。これまでに松坂牛丸ごと1頭を195万円で落札したり、白トリュフを食べるためだけに毎年イタリアへ2週間滞在するなどグルメ武勇伝も多い。
美味しいものを食べるためには労力を惜しまないようで、2月のまだ寒い時期に寺門ジモンは店の外で並んでいた。その店は、ミシュランと並び称されるアメリカ発のレストランガイド『ザガット・サーベイ』で「日本一美味しいお店」として紹介された『焼肉スタミナ苑』だ。予約ができないため行列が絶えないが、17時開店のこの店に13時半から並ぶのはジモンにとって当たり前だという。テレビカメラはNGの店だが、ジモンならばあっさりOKとなり、開店と同時にジモンは一番乗りで意気揚々とのれんをくぐっていく。20年以上通い続けているジモンについて、店主は「いつも最高ですよ!」と最高の客だと笑顔で称賛し、何も注文しなくても席に着くだけで裏メニューが9品も次々に出される。
寺門ジモンには肉が好きなイメージがあるが、実は「肉はオファーが多いからしゃべっているだけで、本当は俺が詳しいのは肉より寿司だから」と断言。なんと小学生の頃から銀座の寿司屋に通っているそうだ。
そのジモンに「月に1度、自分の寿司がぶれないように(味を)見てほしい」と依頼しているのが、