英王室ヘンリー王子が立ち合い、ジョン・ボン・ジョヴィとインヴィクタス・ゲーム合唱団によってレコーディングしたチャリティソング『Unbroken(原題/アンブロークン)』の配信がスタートした。この曲は今年2月、ビートルズが名作を録音したことで有名なロンドンの「アビー・ロード・スタジオ(Abbey Road Studios)」で録音されたものだ。
英時間27日に配信を開始した『Unbroken』は、米ロックバンドのボン・ジョヴィが2019年にリリースしたオリジナル曲の特別バージョンである。PTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えて生きる、全世界の退役軍人達に捧げるチャリティソングとして録音された。収益はすべてヘンリー王子がパトロンを務める「Invictus Games Foundation(インヴィクタス・ゲーム財団)」に寄付される。
『Unbroken』を作詞したジョン・ボン・ジョヴィの両親は、共にアメリカ海兵隊に務めていたそうだ。もともとこの曲は退役軍人へのトリビュートとして書かれた作品で、オリジナルバージョンは5月に発売されるボン・ジョヴィ15枚目のアルバムに収録予定とのことだ。
2月にはヘンリー王子立ち合いのもとジョン・ボン・ジョヴィとインヴィクタス・ゲーム合唱団の12人のメンバーが集結し、伝説のアビー・ロード・スタジオで2日間にわたってのレコーディングが実現した。
『Unbroken』の新バージョンは、