現地時間2月2日、第73回英国アカデミー賞(BAFTA)授賞式がロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催された。助演男優賞は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に出演したブラッド・ピット(56)が獲得したが、授賞式を欠席したブラッドに代わり同映画に出演したマーゴット・ロビー(29)がスピーチを代読した。観客席でウィリアム王子とキャサリン妃が見守る中、「王室離脱」や「ヘンリー王子」をジョークにしたスピーチが読み上げられた。
クエンティン・タランティーノ監督作品『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で、レオナルド・ディカプリオ演じるTV俳優リック・ダルトンの付き人クリス・ブース役を演じたブラッド・ピット。同役でブラッドは英国アカデミー賞助演男優賞を受賞したが、授賞式には残念ながら出席できなかった。当日は同映画にてシャロン・テート役を演じた女優マーゴット・ロビーがブラッドからのスピーチを読み上げた。
ブラッドからのスピーチは、1月31日に欧州連合(EU)から離脱して“独身”になったイギリスと、離婚して独身となった自分自身とのジョークからスタートした。
「やあ、英国さん。ついに独身になったんだって。僕らの仲間にようこそ! 離婚調停での成功を祈ります。」
受賞については「極めて名誉であり、大変有意義な賞だ」と述べ、映画制作スタッフや俳優達に感謝の気持ちを伝えた。次にマーゴットは、