俳優ブラッド・ピット(55)が主演する映画『アド・アストラ』(9月20日公開)のジャパンプレミアが13日に都内にて開催され、約2年4か月ぶりに12回目の来日を果たしたブラッドが登場した。カーペットイベントで1時間以上遅れて現れたブラッドは、場内に入れずにいたファンに向けて手を振るなどのサービスも見せた。また同作上映前の舞台挨拶にも出席し、親日家ぶりもうかがわせた。
今回初めて宇宙飛行士役に挑戦したブラッド・ピット。宇宙で消息を絶った父(トミー・リー・ジョーンズ)を捜す旅に出る主人公・ロイを演じている。ジャパンプレミアのカーペットイベントでは物語に絡めて階段に空を思わせるようなブルーのカーペットが長く敷かれ、ロケットの隣にブラッドが立った。
場内に入れずとも一目でもブラッドを見ようと駆けつけた大勢のファン達が場外で「ブラッドー!」と大歓声を上げると、それに気づいたブラッドはそちらの方向に何度も歩み寄り、よく見えるように身をかがめたり、手を振ったりの神対応。この思いがけないサービスにファンは一層大きな悲鳴のような声援で応えた。
場内の選ばれたファンにサインや写真撮影などのサービスをして、テレビ局のインタビューに応じた後、ブラッドは舞台挨拶へ。ここでもブラッドを待ちに待ったファンが大歓声で出迎えた。颯爽と舞台に上がったブラッドは「皆さん本当に今日はありがとうございます。特別なユニークな映画なので、大きなスクリーンで観ていただきたいので、今日は皆さん楽しめると思います。時間を割いて観に来てくれて嬉しいです」とまず挨拶。
同映画は、太陽系の彼方に消えた父の“謎”を追う本格スペース・アクション超大作と呼び声が高いが、