最短で5年、最長で29年の禁錮刑が科されることになるようだ。これに対しワインスタイン被告の弁護人ドナ・ロトゥンノ氏は控訴する方針を示している。
現地時間25日に「ベルビュー・ホスピタル・センター」を訪れた弁護人の1人、アーサー・アイダラ氏(Arthur Aidala)は被告の体調について「良好のようだ」と明かすとともに、
「彼は自身に下された判決に、幾分驚いているようです。」
とその様子を語った。
ワインスタイン被告のセクハラ行為を初めて実名で告発した女優アシュレイ・ジャッドは24日、自身のTwitterを更新し
「この件で証言台に立ち、地獄のようなトラウマと闘った女性達、あなた達は世界中の少女や女性に対して、立派な“公務”を果たしてくれました。」
と感謝の気持ちをツイートした。
司会やモデルとして活躍するパドマ・ラクシュミは
「ハーヴェイ・ワインスタインは有罪判決を受けた強姦犯。彼のような人物の保釈は許すべきではない。」
と意見し、女優兼プロデューサーのエレン・バーキンは
「性犯罪者のうち有罪になるのはたったの0.7%。ワインスタインには有罪判決が下った。」
と短いツイートをあげ、このたびの快挙を喜んでいる。
また「セクハラ撲滅」や「女性の地位向上」を求めて設立された「TIME’S UPファンデーション」CEOは同日に声明を発表、ワインスタイン被告の有罪判決が「“正義の新時代”の始まりを告げた」と述べた。
しかし自らもセクハラ体験を明かしていた女優のアリッサ・ミラノは、終身刑を科される可能性もある第1級強姦と略奪的性的暴行についてはワインスタイン被告が無罪となったことにTwitterで疑問を呈しており、人々から注目を集めている。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)