ジャスティン・ビーバーが、散々酷評された中途半端に生やした口ヒゲにこのほど別れを告げた。妻ヘイリー・ビーバーも「イェイ」と喜びを露わにしている。
デビュー当時はそのあどけないルックスと、“モップヘア”と呼ばれる前髪を厚めに下ろしたサラサラヘアがトレードマークだったジャスティン・ビーバー。地毛は栗毛ストレートだが、これまでブロンド、パープル、プラチナブロンドなど様々なカラーに挑戦し、オールバックやバズカット、ドレッドなどそのスタイルも時代とともに変遷を遂げてきた。
そんな一通りのヘアスタイルを試したジャスティンが最近、新たに披露していたのが鼻の下に無造作に生やした“口ヒゲ”であった。ジャスティンは昨年末あたりから生やし始めた口ヒゲに「リカルド(RICARDO)」と名付け、度々アップ画像をInstagramに公開してきた。本人は気に入っていたようだが、ファンは
「美しい顔が台無し」
「不潔感がハンパない」
「老けて見える」
と散々なコメントが多数寄せられていた。
しかし“あまのじゃく”のジャスティンは、そんな世間の声には耳を傾けようともせず口ヒゲを生やし続け、今月9日には
「ジャスティン、口ヒゲを剃れ」
と書かれたボードに
「イヤだね」
と答える画像を投稿する始末。その後も引き続きジャスティンの顔には「リカルド」が存在し続けていた。
だが14日、4年3か月ぶりとなる新アルバム『Changes』をリリースしたジャスティン、「変化」を意味するアルバムタイトルにあやかってかその2日後、ついに口ヒゲに別れを告げる決意を固めたのであった。『Miss You』『Since U Been Gone』『Gone』『Hit the Road Jack』といったいくつもの”お別れソング”をBGMに、電動シェーバーで「リカルド」を剃り落とす動画を公開し、のちには「ベビーフェイス BIEB」と言葉を添え、ツルツル顔になったセルフィーをアップした。
1か月半ほど生やし続けていた口ヒゲ「リカルド」が消えたジャスティンの顔には、
「嬉しすぎる!」
「ヒゲがない方が断然いい!」
「リカルドよ…どうか安らかに眠って。もう二度と戻ってこなくていいから。」
と歓喜するファンが続出。ジャスティンの妻ヘイリーはハート目の絵文字を添え「イェイ」とコメント、母パティ・マレットさんも「何てありがたいこと」と記すなど身内もそろって「リカルド」の消滅を喜んでいる。しかしジャスティン本人はInstagramに、
「口ヒゲは休暇に入ったんだよ。」
「でもまたそのうち戻ってくるさ。」
とコメントしていることから、家族やファンは「リカルド」の再来にヒヤヒヤさせられることになりそうだ。
画像は『Justin Bieber 2020年2月16日付Instagram「I shaved.」、2020年2月9日付Instagram「Album out Friday.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)