光一は「エンジニアとレーサーの2人の立場の違いもありますけど、友情が素敵に描かれている。思い切りけんかしていても、取っ組み合いのけんかをしていてもお互いに愛情がある。こういうのいいなと思いましたね」と印象を述べてから、「僕も2人組なんですけど、一回もけんかしたことないんですよ」と「一回も」の語気を強めて告白した。「なんか昔からそうなんですよね。お互いに『この野郎』と思っているところはあると思うんですよ。それはそれでお互いに認めている感があるんですね」「ああいう取っ組み合いのけんかができるのも素敵だなと思いましたね」と続ける光一に、同じく車好きで知られる司会の安東弘樹フリーアナウンサーが「今年の目標はけんかですかね?」と聞くと、光一も笑いながら「それもいいかもしれませんね」と応じた。
また同作に絡めて「不可能に思えたけど絶対にやってやると思えたこと」を質問されると、光一は「自分のやっている仕事、特にライブや舞台はある意味“魔法の空間”のような気がしています。口癖でもあるんですけど、『言うのはタダだから言うけどさ』と打ち合わせを進めることがあります。そこから不可能だったことを可能にしていく作業がすごく好き。そういう作業に携われて幸せ」とエンターテインメントの世界の魅力を熱く語った。
最後に堂本光一は「男女関係なく、年齢も関係なく楽しめる作品。男の友情も素晴らしく描かれていて、レースシーンも迫力があるので、ぜひ映画感の大スクリーン、大音量でご覧いただいて『車っていいな』、そして人間同士の友情で忘れている感覚を思い起こしていただけたら」と期待を寄せた。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)