現地時間13日、ついに今年のアカデミー賞候補が発表された。最多ノミネートは『ジョーカー』の11部門で、『ワンハリ』『アイリッシュマン』など3作品が10部門でノミネートという快挙を達成した。
今年も映画界最大の祭典「アカデミー賞授賞式」が間近に迫ってきた。授賞式に先駆け現地時間13日には今年のアカデミー賞候補が発表され、ホアキン・フェニックス主演の『ジョーカー』が今年最多のノミネート数を記録した。同作品はホアキン・フェニックスの主演男優賞、トッド・フィリップス監督の監督賞をはじめ、作品賞、編集賞、作曲賞、脚色賞、コスチューム・デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞など様々な部門でその功績が認められ、今年最多の11部門でノミネートされた。
豪華キャストの共演で注目されていた『ワンハリ』こと『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、レオナルド・ディカプリオが主演男優賞、ブラッド・ピットが助演男優賞にダブルでノミネートされたほか、クエンティン・タランティーノが監督賞に、ほかにも脚本賞、コスチューム・デザイン、音響編集など計10部門でノミネートされている。
同じく10部門ノミネートの記録で『ワンハリ』に並んだのは、マーティン・スコセッシ監督による『アイリッシュマン』やサム・メンデス監督の『1917 命をかけた伝令』だ。ロバート・デ・ニーロ主演による、実在するマフィアの殺し屋を描いた『アイリッシュマン』では、ジミー・ホッファ役のアル・パチーノとラッセル・ブファリーノ役のジョー・ペシが揃って助演男優賞にノミネートされるという嬉しい悲鳴も。
そのほか、30年以上のキャリアを持つアントニオ・バンデラスが『ペイン・アンド・グローリー』でついに悲願だったオスカー初ノミネートの快挙を達成、