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writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】サンド富澤、今年の『M-1』は「見ていて恐ろしくなる大会」 審査後も「これからまた一年は自問自答」

22日に生放送された『M-1グランプリ2019』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で昨年に引き続き審査員を務めたお笑いコンビ「サンドウィッチマン」富澤たけしが、ブログで今年の『M-1』を振り返った。2007年に見事『M-1』王者に輝き、今も漫才師として活躍し続ける富澤だけに、出場者と審査員両者の心境が分かり苦悩が絶えないようだ。

24日に更新したブログで「まだまだそんな立場じゃないので心苦しいですが、今年もM-1グランプリの審査員をさせて頂きました」と書き出した富澤たけし。過去最多の5040組がエントリーした今大会では9組中7組が決勝初出場で、現在テレビ番組などにも出演しているアインシュタインカミナリ四千頭身ミキ、トム・ブラウン、和牛らも敗者復活戦に回った。

敗者復活戦から勝ち上がった和牛(画像は『M-1グランプリ 2019年12月22日付Instagram「敗者復活戦からM-1ファイナリスト最後の1枠に選ばれたのは…」』のスクリーンショット)

富澤は「ご覧になったように敗者復活メンバー含め、年々漫才のレベルが上がっていてきています」と綴り、「本当に決勝3組にほとんど差はなく、どこが優勝してもおかしくなかった」と最終決戦に登場した「ぺこぱ」「かまいたち」「ミルクボーイ」を取り上げた。富澤は「平成から『ツッコミの進化』が止まることなく、ついに令和ではぺこぱがつっこまない、『受け入れ』というところにまで昇華させました」「かまいたちは訂正であるツッコミに負けない開き直りのボケでツッコミを不安にさせ、…」「ミルクボーイは(同じく審査員の)松本(人志)さんが『行ったり来たり漫才』と呼んだ、ツッコミが提案したり否定したりする形の漫才」とそれぞれの特徴を挙げて、「みんなオリジナルな形を持ち、一年で進化させてくる。見ていて恐ろしくなる大会でした」と印象を明かした。

また採点については、

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