30日の『きょうの料理』（NHK Eテレ）は、年に4回放送される料理自慢の著名人が出演する生放送であった。今回は「ハロウィーン前夜祭！　歌って踊って♪きよしのマジカルクッキング」と題し、ドラキュラの仮装をした氷川きよしが持ち歌である『ハロウィン音頭』を披露。その背後で蝶ネクタイと紫のベストというハロウィンを意識した出で立ちの後藤繁榮アナが曲に合わせて踊るという斬新なオープニングに、視聴者は度肝を抜かれたようだ。

ハロウィンディナーとして氷川きよしが作ったのは、「かぼちゃとチキンのホワイトシチュー」、「コリンキーサラダ」、「坊ちゃんかぼちゃの丸ごとプリン」とそれぞれ種類の違うかぼちゃを使用しての料理だ。手際良く普段から料理をし慣れているのが伝わってきたが、なにしろ25分の生放送、『ハロウィン音頭』を歌ったオープニングと最後の試食タイムを考えれば、調理に使える時間は正味20分弱しかない。歌のステージでは余裕のある笑顔をファンに向けている氷川が、生放送の料理番組でいっぱいいっぱいになっている姿は大変貴重であった。

放送が始まってから“氷川きよし”の名がトレンド入りするほど、この日の『きょうの料理』は大きな反響があったようだ。ツイッター上では、